ぽっちゃりさんのパンツコーデ12選!おしゃれに見えるテクニックをゲットせよ
どんな場面にも気負わずに履けて、アクティブにもきれいめにも仕上がるパンツは日々のコーディネートに欠かせないアイテムです。しかし、体型に自信のないぽっちゃりさんの中には、下半身のシルエットが出てしまうのが気になってパンツスタイルに挑戦できない方もいるのではないでしょうか。
その気持ち、分かります。しかし、スカートやワンピースだけではコーデがマンネリ化してしまうのが懸念点。そこで今回は、ぽっちゃり女子がおしゃれにパンツを履きこなすための選び方のポイントや着こなしのコツについて解説します。
春夏のおすすめパンツコーデも厳選してピックアップしてありますので、ぜひ来たる初夏のスタイリングの参考にしてください。上手にコーディネートすればパンツはぽっちゃり女子にとって大きな味方となります。ぜひ、とっておきのスタイルリングを導き出し、パンツルックでお出かけしましょう。
目次
ぽっちゃり女子のパンツコーデ|選び方のポイント
ぽっちゃり女子がパンツを履くときに心配なのが、太ももやヒップなど下半身のシルエットが出てしまうこと。
ムチムチとした肉感がラインにはっきり出てしまうのは、なんとしてでも避けたいものです。ということでまずは、ぽっちゃり体型を拾わないようなパンツ選びのポイントを確認していきましょう。
1.適度なゆとりがあるシルエット
多くのぽっちゃりさんがパンツを履くときに気になるのが、ヒップから太ももにかけてのラインなのではないでしょうか。ここがパツパツだとシルエットが強調されて、太った印象を与えてしまいます。
ぽっちゃりさんがパンツを選ぶ際は、ヒップや太もも回りには適度なゆとりのあるものがベスト。
とはいえ、ゆとりがあるからといってダボダボのパンツでは全体的に大きく見えてしまうので逆効果です。タックなどが入ったものを選びメリハリを作ると、ゆとりのあるシルエットでもすっきりとして見えます。
2.引き締め効果のある色・柄
着痩せを狙うなら黒やネイビー、インディゴなど「収縮色」といわれるダークカラーや寒色系カラーを選びましょう。視覚効果で実際よりも小さく見せ、引き締まった印象を与えられます。
ただし、収縮色は同時に重たい印象も与えがちなので、軽やかな装いの春夏シーズンには合わないことも。明るめのカラーパンツに挑戦するなら、色柄のトップスで視線を上に集めたり、ロングカーディガンなどで縦ラインを強調したりして膨張をカバーしましょう。
なお、柄パンツを選ぶなら、細めのストライプや小さめの柄などが好相性です。
3.体のラインを拾いにくい素材
体型を拾いにくいとされる素材は、大きく分けて2つあります。まずひとつめは、適度に厚みがありハリのある素材。ボディとの間に程よいゆとりが生まれるので、脚のシルエットがカモフラージュできます。
そして2つめが、とろみ素材です。ストンと落ち感のある生地が縦長のラインを作り出し、すっきりとした美脚ラインを演出します。ワイドなシルエットも、すっきりとした印象に導いてくれるでしょう。
ぽっちゃり女子のパンツコーデ|着こなし方のコツ
ぽっちゃり女子に合うパンツの選び方をマスターしたら、次は、そのパンツをうまく履きこなすための着こなし方をチェックしていきましょう。
着こなし方のコツを覚えれば、同じパンツを履いていてもおしゃれに見せたり、着痩せして見せたりすることが可能です。ここで紹介する4つのコツを取り入れて、デイリーコーデをブラッシュアップしていきましょう。
1.上半身をコンパクトにまとめる
体型を拾わないよう意識したパンツは、ワイドパンツやガウチョパンツ、テーパードパンツなどゆったりとしたシルエットが多くなりがち。全身のバランスを整えるには、トップスはコンパクトにまとめることを意識しましょう。
トップスインの着こなしで上半身をコンパクトにまとめれば、ウエストを強調する着痩せシルエットの「Xライン」が作れます。
ぽっちゃり体型が気になってトップスインに抵抗があるなら、前だけインしたり、ロングカーディガンなどを羽織ったりして隠すとトライしやすくなります◎
2.レイヤードで太ももやヒップをカバーする
太ももやヒップが気になるなら、思い切って隠してしまうのも手です。着丈の長いトップスやワンピース、ロングカーディガンなどをレイヤードして、コンプレックスごと覆ってみましょう。
トップスインコーデに使えると紹介したロングカーディガンの羽織りテクニックは、ここでも大活躍です。
注意したいのは、ボリューム感のあるパンツはゴワつきやすいので、すっきりしたパンツを選ぶということ。そして、太い部分で止まる丈感の羽織アイテムはそこに視線を集めてしまうので、長めの丈を重ねることです。
スラッと縦に伸びるIラインを目指してコーディネートしてみましょう。
3.さりげなく視線を上へと誘導する
パンツを履いた下半身のシルエットが気になるなら、それ以外の場所へ視線を集めるのも効果的です。おすすめは上半身に視線を引き上げるテクニック。顔周りに視線を集めると重心が上がって、スタイルアップ効果も期待できます。
華やかなトップスを合わせたり、カーディガンやセーターなどを肩掛けしたり、大ぶりのネックレスやスカーフなどのアクセサリーをするなど、目を引くようなアイテムで視線を誘導する工夫をしてみましょう。
また、パンツをハイウエストのデザインにするだけでも、コーディネートの重心が少しアップします◎。
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4.足首を出して抜け感を出す
体の中の細いパーツといえば、首元、手首、足首の3か所。着痩せの定番「3首見せ」は、この3つのどれかを見せることで細見えを狙うというテクニックです。
パンツを履く場合は、パンツとシューズの間は隠さないスタイルがおすすめ。細く見える足首を出すことできゃしゃ感をアピールし、脚全体そして体全体をすっきり見せていきましょう。春夏は特に、アンクル丈やロールアップなどで、積極的に取り入れるのがおすすめです。
ワイドパンツなどフルレングスが似合うパンツは、サンダルなどを履き足の甲を見せることでも同じような細見え効果が期待できます。足首以外の首元や手首を出して、バランスを取るのも良いですね。
ぽっちゃり女子の春夏パンツコーデ【テーパードパンツ】
ここからは、ぽっちゃりさんにおすすめしたい細見えパンツコーデを紹介します。ぽっちゃり体型をカバーする4種類のパンツで、それぞれ「カジュアル」、「きれいめ」、「フェミニン」の3コーデを組んでみました。
まずは、ゆったりした太ももから足首に向かって細くなる美脚パンツの筆頭「テーパードパンツ」からスタートです。
【テーパードパンツ×カジュアル】チェック柄の投入でいつものコーデがあか抜け
きちんと感のあるテーパードパンツは、遊び心のあるチェック柄を選んでプレッピーな雰囲気に。シンプルなデイリースタイルも、印象的な柄の効果でパッとあか抜けた印象へと生まれ変わります。
華やかなパンツに目が行きがちなので、ジレを羽織ることで視線を上へと移して縦のラインを強調するのが、痩せ見えのポイントです。チェック柄に含まれている色のジレを選ぶことで、自然となじみIラインも際立ちます。
【テーパードパンツ×フェミニン】ハンサムパンツに大きめフリルが絶妙なバランス
タックやセンタープレスの入ったきれいめテーパードパンツを、ギンガムチェックのフリルブラウスと合わせて甘辛MIXコーデに。
肩フリルやキャンディースリーブなど女子感たっぷりの甘めデザインのブラウスは、黒をベースとしたモノトーンでまとめて大人ガーリー仕上げに。
上半身にインパクトのあるアイテムを持ってくることで、下半身のボリュームをカモフラージュできます。そして、引き締めカラーの黒パンツはいつだって私たちの味方です♡
【テーパードパンツ×きれいめ】シャツコーデはグリーンを選んで脱・無難
きれいめコーデと相性の良いテーパードパンツだからこそ、いつも同じコーディネートになってしまうこともチラホラ……。
マンネリを感じ始めたら、色を更新してみると一気におしゃれ感がアップします。アイテム自体はスタンダードなので、カラーアイテムが初心者という方でも比較的挑戦しやすいでしょう。
オーバーサイズのストライプ柄シャツを羽織る着痩せテクもプラスして、さわやか&きれいめコーデ仕上げに。
カジュアルシーンなら軽さも引き立つ白スニーカー、女子度をアップしたいときにはヒールを合わせるなどして、シーンに合わせて足元のアイテムをチョイスしていきましょう。
ぽっちゃり女子の春夏パンツコーデ【ワイドパンツ
ゆったりとしたシルエットで、太ももやヒップのサイズ感をカバーするワイドパンツ。パンツを履いたときのパツパツ感が怖いぽっちゃりさんにとって、ゆとりのあるワイドパンツはありがたい存在なのではないでしょうか。
しかし、ボリュームがあるために全体のバランスに注意する必要があります。合わせるアイテムやコーデの仕方など痩せ見えポイントを押さえて、スリムに履きこなしてみましょう。
【ワイドパンツ×カジュアル】ウエストリボンのラップパンツでおなか周りをカモフラ
斜めに入ったラインでシャープに見せるラップパンツは、立体的なデザインでウエスト周りまでカバーできるのでぽっちゃり体型さんに最適。ひねりの効いたデザインのアイテムは、ひとつ持っておくと何かと便利です。
ハイウエスト位置のウエストリボンで脚の長さを強調し、カジュアル派の定番ボーダートップスをスタイル良く仕上げてくれます。着るだけでおしゃれ見えするサマーオレンジを選んで、春夏気分をアップしていきましょう。
【ワイドパンツ×フェミニン】レース生地の上品パンツで大人かわいく
レース生地のワイドパンツは大人っぽい上品なムードが魅力。くすみグリーンのとろみブラウスと合わせて、フェミニンスタイルの完成です。
重たくなりがちな黒のワイドパンツですが、透け感のあるレースのおかげで軽やかになり、春夏シーズンにも大活躍。華やかさが加わり、美人度もアップするでしょう。シンプルなTシャツに合わせるだけでも高見えする頼れる1枚です。
【ワイドパンツ×きれいめ】ジャカードの立体感でコーデに奥行きを
シンプルなコーディネートにニュアンスを与える、ジャカード織のペイズリー柄ワイドパンツでキレイめコーデ。白のタンクトップにストライプ柄シャツを羽織るだけでもパンツの存在感のおかげで、洗練された印象へと導きます。
ストレッチは効いていますが生地には程よい厚みがあり、ゆとりのあるシルエットのワイドパンツだから、レッグラインを拾わず履き心地も抜群。オフィスはもちろん、ちょっとしたパーティにも対応可能なリッチなデザインが魅力です◎。
ぽっちゃり女子の春夏パンツコーデ【ガウチョパンツ】
続いては、ワイドパンツの中から、より横幅が広く、裾に向かって広がる「ガウチョパンツ」をクローズアップ。前述したワイドパンツの一種でありながら、印象が大きく変わります。
スカートのようにも見えるデザインなので、パンツコーデが苦手な人や、雰囲気を変えたい人にもおすすめです。
【ガウチョパンツ×カジュアル】Xラインのシルエットでメリハリアップ
風に揺れる涼しげなガウチョパンツは、ギンガムチェック柄を選んで元気さ&キュートさをアピール。子どもっぽくならないよう、ポロシャツ風デザインのトップスできちんと感をプラスすれば、ほんのりスポーティなカジュアルコーデの完成です。
ふわりと広がるシルエットを生かしてトップスインで着こなせば、Xラインが強調されて簡単にスタイルアップも狙えます。
【ガウチョパンツ×フェミニン】レーストップスを重ねてボディラインをあいまいに
どんなコーディネートにも合わせやすいデニム風のガウチョパンツを、今回はフェミニンスタイルに味付け。カジュアルな着こなしに総レース柄のカーディガンを羽織り、女性らしさを託して装いをシフトします。
透け素材のカーディガンを羽織ることでボディラインをあいまいにして、ぽっちゃり体型をカモフラージュする効果も見逃せません◎。ガウチョパンツのふんわりラインを生かした女らしさたっぷりのコーディネートです。
【ガウチョパンツ×きれいめ】ワンピースにレイヤードしてもOK
スタンドカラーのシャツワンピースの下にガウチョパンツを忍ばせるレイヤードコーデは上級者っぽく見せたい方におすすめ。裾から少しのぞかせるだけで、単調なワンピースコーデにリズムが生まれて、こなれた印象へと早変わりします。
ただし、裾が長めのアイテムをレイヤードする場合は、シンプルに広がりすぎないガウチョパンツをチョイスするのが鉄則。
胸元のボタンを開けてシャープなネックラインを意識すると、小顔効果も期待できます◎。ボタンを全開にして羽織ればさらにイメージが変わるなど、アレンジも自由自在。気分によって着こなしを変えて、スタイリングの幅を広げましょう。
ぽっちゃり女子の春夏パンツコーデ【スキニーパンツ】
スリムなシルエットで細見えが狙えるスキニーパンツですが、ぽっちゃりさんにとっては脚にフィットするそのシルエットが難易度高め。
苦手意識があって当然ですが、うまく着こなせればすっきりとした下半身を手に入れられるアイテムでもあります。着痩せテクニックで苦手を克服し、スキニーパンツですっきり見せをかなえましょう。
【スキニーパンツ×カジュアル】柄トップスで視線を上半身に集めて
スキニーパンツの細身シルエットから目をそらしたいなら、存在感を放つ柄トップスを投入して視線を上でキャッチしましょう。
トップスインでウエストマークしたいところですが、スキニーパンツでインするのはぽっちゃりさんにはハードルが高め。そんなときはシャツの片裾だけインすると、コーディネートにメリハリやこなれ感が出るのでおすすめです。
【スキニーパンツ×フェミニン】異素材レイヤードで圧倒的今どき感
ラフなムードのスキニーデニムは、レースブラウス×ビスチェで品良く優美にスタイリング。ギャップのある異素材を組み合わせれば、今どきっぽさも上昇します。
一見、着こなしが難しそうなビスチェですが、意外に着回しやすいのにおしゃれ上級者のように見えるのでおすすめ。1枚では透け感が気になるレースブラウスのおなか周りを隠したり、コーデを引き締めたりするなどの効果もあります。
また、気になる部分から目をそらしたい場合は、その他の部分にインパクトのあるアイテムを持ってくるのがおすすめ。透け素材アイテムやビスチェなど、トレンドのアイテムをトップスにプラスすれば、視線を集めることが可能です。
なお、スキニーデニムはストレッチ素材なので、着心地も抜群です◎。
【スキニーパンツ×きれいめ】スリムなボトムにゆったりトップスが好相性
オーバーサイズのゆるトップスを着たいときこそ、タイトなシルエットのスキニーパンツの出番です。メリハリのある「ゆるピタ」シルエットを作り、リラクシーな気分を損なわずに美シルエットをキープしていきましょう。
脚の太さが気になるなら、足元にサンダルを合わせて抜け感を出したり、大ぶりのイヤリングや帽子で顔周りにポイントを作ったりするのが効果的です。
スモークパープルというくすみカラーをチョイスして、トレンド感をプラス。落ち着いたベージュのトップスを合わせて大人ムードに仕上げましょう。
まとめ
「脚やヒップのラインが気になってパンツが履けない......」、そんなぽっちゃりさんでもパンツの選び方や合わせるアイテム、コーディネートの仕方次第で、着痩せコーデの味方になってくれます。
チェックすべきは、パンツのシルエットや色・柄、素材感。また、上半身とのバランスも重要です。レイヤードテクも使って、上級者級の着こなしを実現させましょう。自信あふれるパンツコーデの完成はすぐそこです◎。