ぽっちゃりさんのプリーツスカートの選び方は?着痩せコーデのポイントも
ふわりと軽やかに仕上がるはずのプリーツスカートを履いたら、なぜか太って見えてしまった……そんな経験のあるぽっちゃりさんもいるのではないでしょうか。ぽっちゃりさんにはプリーツスカートが似合わない?そんなことはありません。
そこでこの記事では、ぽっちゃりさんに適したプリーツスカートの選び方を紹介します。
細見えできるプリーツスカートのコーデのポイントや、スタイリングを強化すべく2023年秋冬のトレンドもピックアップしていますので、ボトム選びの選択肢が広がり、旬のコーデにシフトできるでしょう。
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目次
ぽっちゃりさんコーデに取り入れたい!プリーツスカートの選び方
着こなしに華やかさを添える女子の味方であるプリーツスカート。縦長のプリーツデザインが細見えをメイクしてくれると思いきや、太って見える原因になってしまうこともチラホラ......。
まずは、ぽっちゃりさんがプリーツスカートを選ぶときに気を付けたいポイントをチェックしていきましょう
。サイズ感やプリーツ幅、丈感など、どれも簡単に取り入れられる内容ばかりですが、違いは一目瞭然。
少しの違いで、気になる部分のボリュームを抑えた着こなしがかないます。
自分のサイズに合ったものを選ぶ
プリーツスカート選びで、何よりもまず注意すべき点はサイズ感です。プリーツスカートが太って見える最大の原因は、体型に合っていないこと。
ぽっちゃりさんは、身体のラインを隠そうとオーバーサイズのものを選びがちですが、体型よりも大きいプリーツスカートを選んでしまった場合、履いたときにプリーツのヒダが広がっておなかや腰回りのぽっちゃり感を強調してしまいます。
プリーツの形状を保ちつつきれいに広がる、自分に合ったサイズのものを選ぶことが大切です。
細めのプリーツのものを選ぶ
プリーツスカートの中でも細めプリーツがたっぷり入っているものを選ぶと、きゃしゃ感が増し着痩せ効果も高まります。
太めプリーツに比べて目線を上から下へと流す縦ラインもより強調され、全体のシルエットをスッキリ見せる視覚効果によるものです。
同様の効果を発揮するストライプ柄をイメージするとわかりやすいかもしれません。
さらに、生地の薄いものを選べば、身体にむだな厚みを作らせません◎。
長めの丈のものを選ぶ
プリーツスカートを選ぶ際は、ロング丈が最適。広がりを抑えたストンと縦に落ちるシルエットの長め丈プリーツスカートで、脚長効果を最大限に活用しましょう。
とはいえ長すぎるのも注意。コーデが重くなりすぎないよう、足元は見せるなどの抜け感も意識してください。高さのあるヒールを合わせて、すらりとした印象をメイクするのがおすすめです。
柄が入ったものを選ぶ
華やかな柄モノを取り入れて、視線を分散するのもテクニックのひとつです。柄は、大きいものを選ぶのではなく、細く小さいものがおすすめ。ドットや花柄などの柄で女性らしさをアピールしつつ、着痩せコーデへとシフトしていきましょう。
ただし、小さい柄といっても小さすぎる柄は避けたほうが無難。
柄の印象が薄く無地のように見えてしまうこともあるので、「遠目に見てもわかるくらい」を基準に柄を選んでみるとよいでしょう。
色は何を選ぶ?ぽっちゃりさんのプリーツスカートコーデ
色が与える印象は大きいものです。定番の着痩せカラーといえば黒ですが、その他にも身体のラインをシャープに見せられる色はあります◎。
ここでは、定番カラーからトレンドカラーまで、ぽっちゃりさんのプリーツスカートコーデにふさわしいカラーを6色セレクトしました。
着回しの利く利くものや、鮮度高まるおしゃれ色で、着こなしをアップデートしていきましょう。
定番!着回しを考えたら断然「黒」
どんな色とも相性のいい黒は着回しやすく、1枚は持っておきたい鉄板カラー。
引き締めカラーといえば黒。旬のざっくりニットなどゆったりしたシルエットのアイテムもすっきりと着こなせます。
印象の強い色ということでコーデが重くなることは避けたいところ
。黒のプリーツスカートを選ぶなら軽やかな素材にする、または、トップスはシアー素材にするなどのテクニックも取り入れるのがおすすめ。
異素材MIXでメリハリを上乗せして、軽やかさを残しつつ大人っぽくまとめましょう。
大人キュートに仕上がる「オレンジ」
元気な印象を与えるビタミンカラーのオレンジ。
秋冬らしさと大人っぽさをアピールするなら、落ち着いた色味のこっくりとしたオレンジをセレクトすべし。大人女子のカラーコーデに最適です。
引き締め効果のある黒をトップスにプラスしシックな雰囲気に寄せれば、オレンジの持つキュートさも絶妙な大人バランスに。
パッと目を引く大人かわいいスタイルの完成です。
寒色系で着痩せ効果アップ!「ダスティブルー」
黒と同じく引き締め効果のある寒色系カラーの中でも、おしゃれ偏差値をグッと引き上げるくすみブルーはイチオシ。下半身のぽっちゃり感が気になる方は、プリーツスカートでこの色をチョイスしてみて。
寒色系とはいえ淡すぎると膨張色に変わってしまうので、濃いめの色を選ぶのもポイントです。大人っぽさを感じさせるトーンなので、コーディネートにもスッとなじんでくれます。
注目のニュアンスカラー、ぽっちゃりさんが取り入れるなら寒色系がおすすめです。
品のよさをアピールするなら「キャメル」
シックなベージュ・ブラウン系の中でもひときわ上品な雰囲気をまとい、カジュアルなアイテムと合わせても大人っぽく着地するのがキャメル。
色合わせに迷わない優秀さで、オンにもオフにもシーンを問わず着回せます。
トップスに柄モノや遊び心のあるデザインを持ってくるときにもおすすめ。
同系色のワントーンコーデでまとめたら、スタンダードカラーのキャメルも今どきっぽくアップデートできます。
秋のイメージが強いですが、実はシーズンレスに使える優れもの。主役にも脇役にもなれるキャメルで、きちんと感あるスタイルを楽しみましょう。
カジュアルにもきれいめにもなれる「カーキ」
マニッシュな雰囲気のカーキも、ふわりと揺れるプリーツスカートなら女性らしく仕上がります。
ハンサムスタイルに合わせるのが定番と思われがちですが、カジュアルコーデに限らずきれいめコーデにもハマる頼れるカラーです。
ブラウン系のトップスや小物と合わせてアースカラーでまとめれば、フェミニンなブラウスも甘くなりすぎず落ち着きのある印象に仕上がります。レオパード柄も嫌みなく着こなせるのは、カーキだからこそ◎。
大人女子コーデの主役に「スモークパープル」
くすみカラーのトレンドは引き続き継続中。つややかな紫をチョイスするより断然おすすめなスモークパープルは、やわらかな雰囲気にコーデを導き今どき感もUPしてくれる、大人女子向けの格上げカラーです。
紫の着こなしを難しく感じる方も多いかもしれませんが、配色次第でフェミニンにもマニッシュにも振れちゃいます。コーディネートの主役にすれば、一気におしゃれ上級者の雰囲気に仕上がりますよ◎。
くすみカラーのいいところは、主張しすぎない点。色同士を重ねて遊んでみても大人かわいい着こなしに。落ち着いた仕上がりにしたいときは、ダークカラーと合わせてもOK。
暗めの色合いでまとめがちな秋冬は、スモークパープルのプリーツスカートで、カラーコーデを楽しんでみましょう。
合わせるアイテムは?ぽっちゃりさんのプリーツスカートコーデ
とっておきのプリーツスカートを手に入れたら、合わせるトップスにもこだわっていきましょう。
せっかく着痩せを意識して選んだプリーツスカートを台無しにしないよう、トップスも着痩せ効果のあるものをチョイスします。
もちろん、プリーツスカート以外のボトムスにも応用できるので、覚えておいて損なし。
ここからは、ぽっちゃりさんが選ぶべきトップスを紹介します。
回りが開いたトップス
首元やデコルテが大きく開いたトップスは、ぽっちゃりさんの着痩せコーデの鉄板アイテム。顔回りをすっきりと見せ、小顔効果を期待できます。
秋冬シーズンにはニットなどの着膨れしやすいアイテムがどうしても増えてくるので、特に気を付けたい部分でもあります。深めのVネックやスクエアネックなどをチョイスして、すっきりとした印象を手に入れましょう。
首回りが重く見えるタートルネックやハイネックは避けたほうが無難かもしれません。
ボリューム袖トップ
肩幅や二の腕が気になる上半身ぽっちゃりさんは、トレンド感のあるボリューム袖でカモフラージュしちゃいましょう。ガッチリとした上半身のラインを曖昧にして、うまく隠せるような旬顔デザインを選べば、着痩せと同時にトレンドコーデも手に入ります。
ゆったりとしたシルエットの「ドルマンスリーブ」をはじめ、ふわりと広がって女らしさが加速する「フレアスリーブ」、きゅっと絞った袖が着痩せのための手首見せにも役立つ「キャンディスリーブ」などラインアップも豊富。
どれも女性らしさたっぷりの印象に仕上げてくれます。
ロングトップス
プリーツスカートとの相性がよいロングトップスは、Iラインシルエットが作れる落ち感のあるものを選ぶのがポイント。ヒップまですっぽりと隠せる長めの丈感で、縦ラインを強調しましょう。
長めトップスを合わせることで着膨れするのが不安な方は、ウエストマークでXラインにシルエットを変えてみるとしっくりくるかもしれません。
ロングカーディガンやジレなど旬の羽織アイテムで、ロングトップスを取り入れてIラインをメイク。鮮度UPにもつながります。
トップスインでメリハリを◎
ウエストインスタイルは、ウエストのくびれが強調されてメリハリが生まれます。すでに定番になりつつあるテクニックですが、おなか回りが気になるぽっちゃりさんにとってはハードルが高いのも事実。
そんなときにはトップスインした後に少しだけ引き出してゆとりを出したり、トップスの前だけをインしたりしてバランスを調整しましょう。
少しルーズな着こなしがあえて今どき感を引き立ててくれます。プリーツスカートなら、カジュアルに寄りすぎずきちんと感もキープできます。
リーツスカートだけじゃない!ぽっちゃりさんにおすすめのスカート
着痩せをかなえるスカートは、もちろんプリーツスカートだけではありません。ふわりと包み隠すだけじゃない、スタイルUPのためのポイントを押さえたスカートで新しい着こなしに挑戦してみましょう。
ここからは、下半身の気になる部分をカバーするおすすめのスカートを紹介します
マーメイドラインで腰回りをカバー
裾にかけて広がるフィット&フレアのシルエットが女性らしさを引き立てるマーメイドスカート。
くびれラインがきれい見えすると人気の高いアイテムでもあります。広がる裾がふくらはぎをカバーしてくれたり、腰回りをすっきり見せてくれたりと、着痩せ効果も抜群。
ぽっちゃりさんにとってはぽっこりおなかが気になるところですが、ロングカーディガンなどを羽織ってしまえば即解決。
スタイルUPに効く縦長ラインを強調しつつ、気になる部分をカバーしてくれます。
フロントスリットで視線をカモフラージュ
身体のラインが出るタイトスカートやナロースカートに苦手意識のあるぽっちゃりさんも多いかもしれません。しかし、タイトなシルエットのスカートは、まっすぐな縦ラインを強調してくれるアイテムでもあります。
さらにフロントスリットが入ることで目線が下にさがり、気になるヒップや腰回りから視線をそらしてくれます。肌見せ効果で抜け感も出て、スタイリッシュさにも磨きが◎。
ゆったりシルエットのトップスと合わせてスラッと感を際立たせ、こなれ感たっぷりに着こなしましょう。
タック入りデザインで気になる部分を細見せ
ウエストに幅広の縫いヒダを入れることで立体感が出て、ゆとりのあるシルエットが生まれるタック入りスカートは体型カバーに効果的。ハリのある素材なら、きれいめに仕上げつつ気になる下半身をふんわり自然にカバーできます。
ウエスト部分にデザインがあることで、ウエストのくびれが強調される点も魅力のひとつ。
タックの幅は広めを選ぶと、ぽっこりおなかのカバー力も高まります◎。
着痩せテクを押さえたら2023秋冬トレンドもチェックしよう
着痩せのコツをマスターしたら、2023秋冬のトレンドをチェックしていきましょう。痩せ見えにこだわりすぎて、トレンドを追えなかったぽっちゃりさんも、アイテムの選び方や着こなしのポイントを押さえておけば、トレンドアイテムも挑戦しやすいはず。
ここからは、今季新しくワードローブにお迎えしたい注目アイテムを紹介します。
ワンパターンになりがちな着痩せコーデに、新しい風を吹き込んでいきましょう。
カジュアルMIXに着こなしたい「フーディー」
フード付きのスウェット「フーディー」が進化中。日本ではパーカと呼ばれ親しまれてきましたが、今どきはもっとおしゃれで自由なデザインが増えています。
カジュアルなアイテムだからこそ、モードな雰囲気で着こなすのが旬。上品なアイテムと組み合わせて、ちょいハズしで着こなしていきましょう。
品よく仕上げる「アニマル柄」
今季はレオパードやゼブラ、パイソンなどの「アニマル柄」がトレンドの最前線に復活する予感。インパクトがあるアイテムなので、小さめの柄を選ぶと日常使いもしやすいかもしれません。
コーデに取り入れるだけで攻めの雰囲
気がプラスされるので、シンプルな着こなしのスパイスとして取り入れてみるのがおすすめ。バッグやシューズなどの小物をアニマル柄にしても、印象的に浮き立ちます◎。
脱ハードが旬!「フェイクレザー」
息の長いブームとなっている「フェイクレザー」は、小物から始まりアウター、トップス、ボトムと全身のアイテムへ拡大しています。キレのあるモード顔アイテムとして存在感を発揮し、スタイリングをクールな表情へとシフトします。
ハードな印象のフェイクレザーですが、あえて“脱ハード”で仕上げるのが今っぽい。
上品なプリーツスカートにフェイクレザーを取り入れて、大人シックな印象に。ベージュからブラウンへとつながるワントーンで仕上げれば、ブラウンの着こなしもグンッとこなれます。
コーデが即映え「赤アイテム」
ハッと目を引く「赤アイテム」は重くなりがちな秋冬コーデに華やぎを与え、無難コーデにこなれ感を上乗せします。インパクトがあるので、大胆に見せなくともインナーにのぞかせるだけでアクセントに。
鮮やかな赤は挑戦しにくいという方は、深みのあるボルドーがおすすめ。コーデにほんのりニュアンスをプラスして、いい女度も確実にアップします♡
きゃしゃ見えもかなう「シアー素材」
ほんのり透けて適度な肌見せがかなうシアー素材のトップスは、体型に悩むぽっちゃりさんのお助けアイテムでもあります。インナーとのレイヤードでコーディネートに奥行きも出るため、おしゃれ偏差値もアップ。
1枚で着こなすのが難しい場合は、羽織りなどで肌見せの分量をセーブしてヘルシーに寄せるのもOK。全身ブラックで仕上げる際にも抜け感を出してくれるので、重くなりすぎずキマります。
まとめ
ぽっちゃりさんには着こなしが難しいとされがちなプリーツスカートも、選び方ひとつで細見えが可能です。合わせるアイテムにもこだわって、トレンドコーデに仕上げていきましょう。
プリーツスカートの選び方、着こなし方、トップスの選び方など、どれも簡単なコツばかりです。
体型に悩んでおしゃれを諦めていたあなたも、きっと頼れるアイテムをゲットできるはず。2023年秋冬トレンド予報と合わせて、旬顔プリーツスカートコーデを楽しみましょう。